血圧の特徴
人間の血圧は1日の中で変動し、行動や環境によっても変化します。一般的に起床すると血圧は高くなり、日中活動しているとき高い状態が続きます。
夜になると下がり始め、睡眠中は血圧が大きく低下します。それは自律神経が血圧をコントロールしながらバランスをとっているからです。
血圧が下がるときは、副交感神経が働き、血圧を上げるときは交感神経の働きます。
また、さまざまな要因でも変化します。例えば食事中は血圧が上がり、食後下がり始めます。また、排便時などいきむと血圧は上がります。
血圧は、こうした一日の生活の場面の中で変動している為、一回の測定値だけで判断するのではなく、一日数回測定し長期的な値を診ることが大切です。

高血圧が気になる方へ